ダンベルで重量を上げられないとき、どうやって伸ばす?
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ダンベルで重量を上げられない?結論だけ言うと
ダンベルの重量を増やせなくても、ちゃんと伸ばせます。筋肉が育つのは「重いペアを持つこと」じゃなくて、トレーニングが時間とともにキツくなっていくことなんです。重量アップはその方法の1つにすぎません。
- 次のペアが一気に重くなるとき: 今の重量でレップを目標(たとえば15)まで積み上げます。それでも次のペアがまだキツいなら、まずは1セットだけ重い方に替える…みたいに、セットごとに少しずつ移行しましょう。
- もう手持ちで一番重いペアを使っているとき: テンポを遅くする、止める(ポーズ)、片腕・片脚バージョンにするなどで、1レップを重くします。
- どっちにしても、記録が命です。 重量が何週間も変わってなくても、同じ重量でレップが増えているなら前進しています。
1. まずレップを積んで、ミックスセットで上げる
次のペアが重すぎるなら、まだ上げなくてOKです。まずは今のペアでレップを目標まで積み上げましょう。たとえば15レップです。そこから次のペアで8レップ前後できるなら、上げどきです。
もしそれより少ないなら、ジャンプ幅が大きすぎます。そこで使うのがミックスセット。これは「重い重量のセット」と「今までの重量のセット」を同じ種目の中で混ぜるやり方です。ダンベルだけじゃなく、バーベルやマシンでも使えますよ。毎週、重い方のセットに1レップ足していきます。重い方が8レップくらいまで来たら、2セット目も重い方に替える、という流れです。
たとえばdumbbell bicep curlで、次のペアが10 kgのときの6週間はこんな感じになります。数字は「こう進むことが多い」という例で、保証ではありません。
2. 同じ重量でもキツくする:テンポ、ポーズ、1.5レップ
重量を足さなくても、同じ重量をキツくできます。セットがちゃんとキツいなら、レップを増やすのは重量を増やすのと同じくらい筋肉に効きます。これは「もう重いダンベルがない」ときや、「目標レップを超えて余裕が出てきた」ときに特に便利ですけど、重量を上げる前に混ぜてもOKです。どの種目でも使えます。
- 戻す局面をゆっくりにする。 きつい局面(上げる・押す・引く)が終わったら、スタート位置に戻るまで3〜4秒かけます。同じダンベルでも一気に重く感じるので、少ないレップでもハードなセットになります。
- 一番伸びるところで止める。 カールなら腕が伸び切ったところで1〜2秒。プレスならダンベルが胸や肩の横に来たところで1〜2秒。スクワットやランジなら一番深いところで止めます。
- 1.5レップを使う。 一番伸びるところまで行く→半分だけ戻す→また伸びるところに戻す→最後まで戻す。これで1レップです。
- 休憩を少し短くする。 2分を75秒にするだけで、後半セットが一気にキツくなります。ただ、休憩が短すぎるとトータルのレップ数が落ちやすいので、これは最後の手段にしておきましょう。
3. 同じダンベルのまま、もっとキツい種目に替える
正直に言うと、難易度が一番ガツンと変わるのは「重量」より「種目チェンジ」です。片腕・片脚でやると、その側にかかる負荷はざっくり倍になります。あと、ストレッチが深くなるだけで、軽いダンベルでも急に重く感じるんですよね。
同じ筋肉・同じ道具のまま、こう入れ替えると効きが変わります:
今の状況には、どれが効く?
自分の状況に近い行を選んでください。レップ目標の決め方と、上げ方の基本は方法1で説明しています。迷ったら、まずはレップを増やすところからでOKです。一番シンプルですし、効いてるかどうかもすぐ分かりますよ。
まだ効いてるかの見分け方
伸びてるサインは「重いダンベル」だけじゃありません。たとえば、これも全部カウントしていいです。
- 同じ重量でレップが増える
- 同じレップでもテンポを遅くできる/ポーズを入れられる
- 同じレップでも、よりキツいバリエーションでできる
- 先週より、目標レップに届くセットが増える
ただ、これって書いてないと気づけません。重量、各セットのレップ、テンポや種目の変更もログに残しましょう。1回のトレーニングは「今日は微妙だな…」って日もありますけど、4-6週間分のメモがあれば、前に進んでるかははっきり見えます。
よくある質問
10 kgのダンベル1ペアで筋肉はつきますか?
腕・肩、それから初心者の胸や背中の多くは、はい。限界近くまで追い込むセットを作って、レップを増やしていけば十分育ちます。ただ脚は強いので、同じダンベルだと早めに軽く感じやすいんですよね。dumbbell bulgarian split squatやone leg dumbbell deadliftみたいな片脚種目に替えると、同じダンベルでもまた重く感じます。
4から8 kgに飛ばしてもいいですか?
ケースバイケースです。8 kgでフォームを崩さず8レップ以上できるなら、飛ばしても大丈夫です。最初から4 kgが軽すぎた場合は、こういうことが起きます。逆に、そうじゃないなら重量がいきなり倍はさすがにキツいので、まずは6 kgをミックスセットで挟むのをおすすめします。
重い方で少ないレップ vs 軽い方で多いレップ、どっちがいい?
筋肥大目的なら、セットがキツければどっちでもOKです。ミックスセットなら両方取れます。重いセットで新しい重量に慣れつつ、軽いセットで総量(ボリューム)も確保できます。
同じ重量はどれくらい続ければいいですか?
レップがまだ伸びているなら、もう少しその重量で粘るのがおすすめです。週数で区切るより、全セットが目標レップに届いたら上げるのが一番うまくいきます。すぐ上げていいか、ミックスセットで上げるべきかは方法1を見てください。
ログから、次の重量とレップを提案してもらう
Planfitは、目的・経験レベル・使える器具に合わせて(ダンベルだけの環境でも)メニューを組みます。さらにトレーニングログをもとに、次回のおすすめ重量とレップも提案してくれます。
参考文献
- Plotkin DL et al. (2022). Progressive overload without progressing load? The effects of load or repetition progression on muscular adaptations.. PeerJ. 10.7717/peerj.14142
- Schoenfeld BJ, Grgic J, Ogborn D, Krieger JW. (2017). Strength and Hypertrophy Adaptations Between Low- vs. High-Load Resistance Training: A Systematic Review and Meta-analysis.. J Strength Cond Res. 10.1519/JSC.0000000000002200
- Grgic J, Schoenfeld BJ, Orazem J, Sabol F (2022). Effects of resistance training performed to repetition failure or non-failure on muscular strength and hypertrophy: A systematic review and meta-analysis.. Journal of Sport and Health Science. 10.1016/j.jshs.2021.01.007
- Wilk M et al. (2021). The Influence of Movement Tempo During Resistance Training on Muscular Strength and Hypertrophy Responses: A Review.. Sports Med. 10.1007/s40279-021-01465-2